みなさんこんにちは!はやっしーです。

今回は自分がビッグバンド生活を行っていく上で遭遇した事件やその後について紹介していきます。
その中で今回は「ビッグバンドにおけるトロンボーンの役割とは?」の中で紹介すべき話をお話しします。
長くなりますが、よろしくお願いいたします!
メンバーが自己主張をした事によるバンド崩壊
これは僕が大学一回生の頃、自分のビッグバンドで起こった話です。
ワンマンライブが二週間後に迫ったとある日、いつものようにリハーサルをしていた時、とあるトロンボーン奏者が私にこう言ったのです。
「お前についていきたくないし、こんなメンバーとやってられんわ!」
そう言い放ったのです。
この頃、僕のバンドは僕の独裁状態で、メンバーも手当たり次第に集めただけ。
たしかに全員の実力が足並みに揃うほどはありませんでした。
しかしそんな中でもついて来ようとする子たちは居ましたし、やってくる人だって勿論居ました。
そんな中でのこの発言でしたから、周りに大きな衝撃が走りました。
しかしバンドにも大きく変化が訪れます。
その発言があってからバンドが上手く回らなくなったのです。
具体的にどうなったのか。
トランペット、サックス、リズムの各パート、つまりトロンボーン以外の各パートはその発言以後、なぜか団結力が増したのです。
例えばサックスは今まで上手くいかなかったところが急に出来るようになった、トランペットもどこかあか抜けたサウンドになったりと、今までにない変化を見せました。
そのおかげか、部分部分を見れば格段な進歩を見せました。これには僕は大きく感動するものがありました。
それだけ大きな進歩があったにも関わらず、バンド全体として見た時にあまりにも上手くいっていないように見えたのです。
具体的に言うと、
各個人や各パートの実力アップに反して、各個人や各パートがかみ合っていかなくなる。
僕は原因を突き止めるべく分析をしていたところ、ガタガタに崩れたパートがある事を発見したのです。
それが、トロンボーンでした。
なぜ崩壊した?
なぜトロンボーンパートの発言以降、バンドが崩壊の道に進んだか。
それには3つの理由があります。
①上記の記事でも書きましたが、ビッグバンドにおけるトロンボーンの役割である「アンサンブルにおける基礎的な和音を担い、バンドの骨組みをリズム隊に近いところで担っている。」事がそもそも出来ていない事。
②バンドとして支える事を放棄すると宣言した事により、バンド内の秩序が乱れた。
③トラブルが起こった時の立ち回りを分かっていなかった自分の対応不足。
以上3つの理由です。
まず1つ目ですが、上記の記事にも書きましたが、トロンボーンには和音の基礎を作る役割があります。つまり、リズム隊と同じような役割をしているのです。
勿論リズム隊の近くで支えると決めてもそれをすぐに完璧に行うという事は勿論難しいでしょう。
しかし物事を極めるには、考えながら意識してやることが大前提である事は皆さんお分かりだと思います。
それを意識してするか否か、ここが上手くなるか否かの転換点だと考察します。
次に2つ目ですが、その人は①や別記事で書いたトロンボーンの役割を最初から放棄するという宣言をしたわけです。
これは言い換えると、組織としての仕事はしないが文句は言うし在籍はする、こういう形になります。
いわば窓際族に自らなると宣言したようなものです。
どう考えてもおかしいですよね?
会社員として仕事をしている方、部活動で運営側に回っている方、その他組織というものに属して行動している方なら余計に分かっていただけるかと思います。
仕事はしないのに文句や他人への注文だけは多い、しかも俺は仕事せんから!!!と公言して踏ん反り返っている。
ちゃんとしている人からすればいい迷惑ですよね。
ここを分かっていない人が居た、という事が原因の1つとしてあったと考察します。
最後に3つ目ですが、これは完全に自分への責任がある事です。
今まで1つ目や2つ目で挙げた事項は音楽家として分かっておいてほしい事だったのですが、それをメンバーに共有出来ていない、また不測の事態において対応しきれなかった自分に責任があります。
その時取れた行動として考えられる事は、その人に辞めてもらう、メンバーへのメンタルケア、代わりを探す、といった事ができたはずです。
しかし当時の自分は、「メンバーにあいつは悪いやつだ、だから相手にするな」と発していたのです。
これではその人と同じですよね。
これらの原因から、バンドとしては失敗に終わったと分析します。
どうすれば防げたのか?
では次に、このような事態になった際にどう対処すればよかったのか、またどうしたらこのような事態に出会わなかったのかについて考えます。必要な事としては次の3つが考えられます。
①人選を強化する
②情報共有を怠らない
③組織のトップは誰も責めてはならない
この3つについて今から詳しく説明していきます。
①人選を強化する
①ですが、まず運営者として考えるべきことは人選です。
いいバンドを作るためには人選が大事な事は周知の事実です。楽器の腕前と人間力、この兼ね合いが重要ですが、そこを見極める事が大切です。
それはなぜか。一般的に人間力が高い人は内部での喧嘩を起こしにくいからです。
内部での喧嘩を起こさずに自分の意見を言う事が出来るからです。
逆に人間力が低い人ほど本人の居ないところで愚痴を漏らしたりして、闇というものが出来上がります。
これは嫌な噂が回る要因ともなりますし、組織運営としては出来る限り避けたいところですよね。
勿論、闇を無くす一番の方法は組織の中で信頼される事です。しかしそれと同様に、組織を構成する人間の中身も大事です。
その人間の中身こそが人間力であり、ここが高い人ほど組織の中で問題を比較的起こしにくい傾向が高くなります。
②情報共有を怠らない
次に②ですが、ここで大事なのは情報共有です。
よく社会では報連相が大事だと言われますが、まさにこの事です。必要な事は分かりやすく情報共有する必要があるんです!
今回の場合、トロンボーンにおける役割が分かっていないと感じたならば、それを伝える。
それはみんながみんな、その役割を分かっているわけじゃないから。
だからこそ、組織内での意識を統一するためにも情報共有が大切になってくるのです。
またこの意識をするだけで、情報共有に関する遠慮がなくなります。
これは僕が今まで感じてきた事ですが、考えた事や知っておくべき情報を伝えない事によるトラブルが一番厄介です。
これには二面性があります。
まず伝える側の心理として、伝えなかったことによって何か問題が起きた場合、自己責任の側面が出来ます。そのためトラブルを解消せねばならない時に全神経を注げなくなるのです。
例えばそれに巻き込まれた人に申し訳ない、自分が伝えていればこうはならなかったのではないか、などといった心理が生まれます。
伝えられる側の心理として、ちゃんと伝えとけや、と思う事がしばしあります。そのせいで自分が勝手にイライラしたり、気がまぎれたりするのです。
このように情報共有を怠るだけで、組織内の信頼や感情が入り混じり、複雑化していきます。これが組織の崩壊などといった、最悪の事態を引き起こす場合もあるのです。
僕自身、今まで伝える事に対し知りごみで、伝えるか迷って伝えなかった事も多かったのです。
しかしこの事件を通じ、情報共有の大切さを思い知ったのです。
分かっているだろうと思わず、分かっていないかもしれないから伝えますという思考に切り替えられる事が出来たのです。そのおかげで躊躇なく伝えられるようになりました。
またこれも経験上の話ですが、伝えて面倒くさいと言われることはほとんどないという事です。
むしろ伝えなくて忘れられる方が多いです。結局その処理をするのも面倒だからこそ、情報共有が重要となるのです。
ですから情報共有をするか否か迷う事もあると思いますが、必要だと思う事はどんどん発信していくべきです!
勿論言い方も大事だし、言うべきか否かを迷う事もあると思います。それは別の話で説明いたします。
③組織のトップは誰も責めてはならない
最後に③ですが、組織のトップは人をいの一番に責めてはならないという事です。
リーダーは組織の顔と言われるほど、その人そのものやその人の行動への印象というものは絶大です。
そのリーダーがメンバーを責め立てるという事は内部での喧嘩を自ら起こしているようなものであり、その人の人間力が低いという事を自ら露呈しているようなものです。
これではいけません。
勿論リーダーも人間ですから、腹が立つのは分かります。
「俺の組織に何してんねんクソが」「ええ加減にせえや!」
僕も思ってました。怒りの感情、わきますよね。でもそれをあまり表に出すと、感情が制御できない人間だと見られます。
これは組織内の評価は勿論、周り回って組織外からの評価も下がる恐れがあります。
ですから、ここで怒りを抑える事が大切です。そのための方法をお教えしましょう。
イラっとしてから10秒待て。深呼吸をしろ。
これは感情を整理する事が目的で、理路整然と話す事が目的です。
実際これを試したのですが、10秒以上かかったものの、怒りがすっと引いていく感覚を覚えました。
そして理路整然と話そうと思えるようになりました。もし人に怒りたくなった時は是非10秒待ってみてください。景色が変わります。
この、人に怒りたくなった時は是非10秒待つという話は、「イライラする!対処法は?」にて書いてありますので、是非一度読んでみてください!
最後に
いかがでしたか?今回は組織内の秩序を乱された話から見えてくる対処法について考えてみました。
ビッグバンドを運営している人は勿論、参加する人や、ひいては組織に関わるすべての人のためになれれば幸いです。
では!はやっしーでした!